2015年4月18日土曜日

見た試合(77)

アルゼンチンリーグ第9節
「バンフィエル 1-2 ラヌース」
Banfield 1-2 Lanús

Clásico del sur と呼ばれる、ブエノスアイレスの南に位置する両チームのライバル対決
前節終えての順位は、バンフィエルが6位、ラヌースが11位

ちなみにバンフィエルの監督マティアス・アルメイダとラヌースの監督ギジェルモ・スチェロットの二人の選手時代の対戦成績は4試合で4引き分け(アルメイダのリーベルvsスチェロットのヒムナシア)、
また、1996年9月1日のワールドカップ予選対パラグアイ戦では共に先発で出場しているとのこと(ちなみにその試合は1-1で引き分け、バティストゥータとチラベルトがゴールを決めた)

先発はこちら

試合は激しいつばぜり合いから、徐々にラヌースペースへ
両チームともなかなかやり切るというのが出来ずにいるが、その中でも光るプレーがあるので退屈にはならない
そんななか、裏へのロングボール一本で抜け出したラヌースの選手が後ろから倒されてPKゲット、そしてゴール、また倒したバンフィエルのCBビットールが退場処分となった

ホームの、それも最大のライバルを前にしてバンフィエルは引いてチャンスを窺うなんてことはしない、むしろ押し込みさえするところが面白い
後ろはスカスカなのでラヌースのカウンターが増える、
そうなるとバンフィエルのカウンターも増えるので全く息つく暇がない

42分のバンフィエルのFK、ゴール前の位置取りで両チーム1人ずつ退場に、これで9人対10人の試合になる
場内騒然とした中、なんとか前半終了

後半、やはり引かないバンフィエルのシュート数が増えていく
しかし得点したのはラヌース、17分に中盤で奪ってガラガラの相手陣内をドリブルで持ち込んでからラストパス、それをメラーノが冷静に決めて2-0

これで試合は決したように思えたが、20分にラヌースのアコスタがイエロー2枚で退場、これで9人対9人、グラウンドが随分広く見える(笑)
そして24分にCKからバンフィエルが1点返す
一つ一つのプレーの緊張感がいや増していく
しかしここまで。
互いにチャンスはあったもののネットを揺らすことはできずそのまま終了
Partidazo と呼べる凄まじい試合だった

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